BLOG

ブログ

2022/08/14

風水で環境から受ける影響を最適化しよう!

風水って、どうして風と水なんだろうって考えたことはありませんか?

風水の基本理論・陰陽五行説は「木・火・土・金・水」を五元素としていて、水はあっても風はありません。

それなのにどうして風?


その答えは、東晋時代(317年~420年)の書物『葬書』の中にありました。

「氣乘風則散、界水則止、古人聚之、使不散行之、使有止、故謂之風水」

「気は風に乗って拡散し、水に接して止まる。古の人はこれを集めて、拡散させないようにして留めた。故に風水と呼ぶ。」という意味です。

気とは目に見えない力、エネルギーのことです。

風で拡散し水に集まる気の性質を利用して、環境から受ける影響を最適化する方法が風水なんですね。


気の流れが、その場にいる人たちの心身の状態、感情、人間関係などに影響を及ぼすという考えが根底にあり、プラスになるエネルギーは正気、マイナスになるエネルギーは煞気と呼ばれます。

生気が満ちている場所は居心地が良く、健やかに暮らせるから自然に運気も上がります。

逆に日常的に煞気にさらされていると、肉体的・精神的に悪影響があり、運気も下がります。

それで、引っ越しする時や新しく家を建てたりする時、それにオフィスやお店の物件選びに風水を取り入れて少しでも運気を良くしようとするわけですね。


しかし、何が正気で何が煞気なのかは人によって違うので注意が必要です。

たとえば、窓から見える向かいの家の赤い屋根がドーンと存在感を放っているとします。

陰陽五行で赤は火なので、これは火煞と言って、強すぎる火のエネルギーによって健康を害すると考えます。

個人差を考慮しない一般的な風水だと、そこに住む人が誰であろうと風水的に良くないと診断するのです。


でも、もって生まれたその人の命式から、その環境がその人に与える影響を相互作用も含めて総合的に診断する八字風水なら、別の答えもありえます。

そこに住む人が元々火が強くて活発な人だったら、火が激しくなりすぎて興奮してイライラが募ったり、ストレスから心臓や血管がダメージを受けたりする可能性が高まります。

そういう人は、窓にカーテンを引いたり、窓辺に火煞を避ける風水物を置いたりすると良いでしょう。

一方で、元々火が弱くて活気不足の人が住むなら、むしろ赤い屋根から火のエネルギーを受け取った方が元気になってやる気も出るということもあるわけです。


中国にはとんでもない人がいるもので、家の近くの岩山を緑のペンキで塗りたくったというニュースが飛び込んで来たりします。

それはきっと、緑が表す木のエネルギーを取り込みたいという風水的なアプローチだったのでしょう。

本来、風水は自然からの気を集めて利用するもの。

本当なら岩山に木を植えて、自然の木のエネルギーを受け取るのが良いのですが、そこまで待てないせっかちな人だったんでしょうね。


ウィズコロナで住環境を整えたいと考える人が増え、風水への関心も高まっている今!

あなたにとって環境から受けるエネルギーを最適化するためにはどうしたらいいんでしょう?
八字風水で総合的に診断し具体的にアドバイスいたします。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

風水で環境から受ける影響を最適化しよう!
風水で環境から受ける影響を最適化しよう!